
関市主催の親子刃物セミナーを開催しました
夏休みが始まって最初の休日でもある7/22(土)、
せきてらすの多目的ホールで、事前にご予約いただいた親子14組に向けて子ども用包丁を使った調理体験を開催しました。


集まったのは関市内にお住いの小学生親子。
参加者の中には、今回のイベントで初めて包丁を使うという子もいました。
食材を切る前に、包丁の基本の使い方を勉強
講師はキッズキッチンインストラクター福岡かおりさん
台所育児の子ども用包丁を使うワークショップの際にお手伝いいただいている福岡かおりさん。
岐阜でおうちごはんの教室「あわのひ」主宰されています。ワンプレートやシフォンケーキレッスン、キッズ料理教室を開催されています。
あわのひHP
今までもイベントでお手伝いいただいています
包丁の仕組み、使い方を丁寧に伝えます


包丁のにぎり方、刃の場所、基本の使い方など、実際に包丁を握る前に子どもたちに丁寧に伝えます。みんな真剣な表情で福岡さんの話を聞いてくれました。
勉強したことを実践してみよう
まずはキュウリの薄切りを
今回はちらし寿司ということで、キュウリの薄切りに挑戦してみました。薄く切ることに集中しながら子供たちは夢中になって食材を切っていきます。






包丁を持たない手は、「猫の手」に、包丁に食材がくっついた時は食材を「滑り台」のように上から押し出すなど、福岡さんのアドバイスを身につけながら子供たちは自分でどんどん実践していきます。

「こんなに端っこまで切れた!」とキュウリを見せてくれた子もいました。やったね!

「上手にできてる!」とお子様の姿を激写する様子も。
転がりやすくて小さなミニトマトもカットに挑戦
小さな食材も、しっかりと支えながら上手に切っていく子どもたち。台所育児の子ども用包丁は、切れ味のいい本格派の包丁なので切りづらいトマトも楽々切っていきます。


大人は手を出さない。見守りに徹します
子ども用包丁を使う際に、大人はあくまで見守りに徹します。子どもたちが困った時にアドバイスする程度です。
子どもたちはどんどん自分の力で調理を進めていきます。大人が驚くほどの集中力で夢中に取り組んでくれます。

思わず手が出そうになっても大人はじっと我慢です
それでも不安な時は刃を支えてあげましょう
とはいえ、子どもが包丁を使っていると危なっかしいこともしばしば。
そんなときは、包丁の刃先をそっと支えてあげましょう。包丁が安定して格段に使いやすくなります。
後ろから手を直接支えてしまうと、大人にコントロールされているのを嫌がり手を払ってしまい危ないことがあります。
慌てず自分のペースで着実に
台所育児の子ども用包丁を使ったイベントでは、子どもたち自身のペースで調理を進めていきます。



じっくりと丁寧に食材を切っていく子もいて、「こんなに集中して調理ができるなんて知らなかった!」と、我が子の新たな一面を知る親御さんもいらっしゃいました。
ハムも卵も細切りするのが楽しかった!とすべての食材を夢中で細切りする子もいました。
型抜きを使って、食材を好みの形に抜いてみよう
子ども向けの調理イベントでは、包丁を使うのはもちろんですが、型抜きも人気です。
今回はハムの型抜きを挑戦してもらいました。
ご自宅で子どもに調理をさせる際にも取り入れやすい型抜き。
薄焼き卵を花形に抜くだけでも一気に華やかさが増します。
参加者の個性が光る飾りつけをして完成です
あらかじめ、ごはんを入れた容器に切った食材を飾り付けていきました。
ぐるりと輪切りのキュウリを飾って断面が見えるようにしてみたり。


今回は2食分の材料だったので、親子で相談しながら具材を分けてみたり。
カラフルちらし寿司が完成です!












沢山の「できた!」があふれるイベントとなりました。
ご参加いただきありがとうございました!
カラフルちらし寿司 レシピ
材料 2人分
- 酢飯 300g
- きゅうり 1/2本
- トマト 3個
- ハム 1枚
- 錦糸卵 1枚
- カニカマ 2本
- レタス 1枚
- ツナマヨ 1/2缶分
- 醤油・マヨネーズ 適量
作り方
- きゅうりを輪切りにする。切った後は軽く塩を振っておく
- トマトを半分に切る(できる子は1/4サイズにカットしてもOK)
- カニカマを4等分または3等分に切る
- 錦糸卵を細切りにする(無理そうなら型抜きでもOK)
- ハムを型抜きする
- 容器にご飯をよそって、ツナマヨを乗せる
- レタスを1口大にちぎる
- 食材を自由に飾って完成